■事務局ひとり言■
今年の夏の暑さは異常だった。冷房された室内から一歩外に出ると、サウナ室にまぎれ込んだかのようなム−ンとした熱気が襲ってきた。そんな日が3週間ぐらいも続いただろうか。このところすっかり頭髪も薄くなって、カッパのような頭を炎天下にさらしたら、熱射病になりそうだった。また友人はク−ラ−の掛けっぱなしで体調を崩しダウンしたと言った。かってこのような暑さの夏はあったのだろうか。 暑さのせいで食欲がなくなる、バテる、夏痩せする、と言う人がいる中で、私は夏太りするタイプのようだ。よく食うね、と先日も呆れられた。少々のアルコ−ルで食欲が増進して、自制がきかなくなった。満腹でしかも苦しくなってようやく我に返り、しまったと後悔しても後の祭だ。信楽とかのタヌキの置物と見間違うほどの太鼓腹になってしまった。秋になったら、仲間を誘い、好きなボウリングゲ−ムを楽しみながら、ゆるやかな減量を目指したいと思う。 余りの暑さに急に水辺が恋しくなった。プ−ルや川遊びなどの予定がなかったので、その代わりとして、事務所のベランダにポリバケツを持ちだし、すい蓮の苗を入れ、メダカを飼った。小さな水辺とも言えないバケツの池が誕生した。メダカはその後に産卵孵化して、小さなメダカが無数に泳ぎ回っていた。毎日少しの水を入替えしエサをやった。小さなメダカを見ていると、あぶなかっしい泳ぎもかわいらしいし、見飽きないもだった。この先何匹が元気に育ってくれるやら、またその先はどう処置したらよいものやら、この夏の宿題となった。 大きなハチが飛来して、なぜ、と思ったらメダカの池を水のみ場にしているのだった。よりによって、このベランダを水場にするほど周りには自然がないものなのか。ハチにとっても今回の暑さは充分にこたえたようだ。窓越しに見ていると2分ぐらいの間隔で戻って来てはさかんに水を飲んでいた。ベランダはネコの額ほどの狭さながら自然観察園にでも昇格したかのような癒しの場となった。 地球温暖化の影響が大きい猛暑も、ここのところに来てようやく終わる気配が感じられる。田んぼの稲穂の垂れ具合や原っぱのススキの揺れ、夜ごと聞こえるコオロギの響きなどを実感しながら、大きく重く暑かった夏を、やがて来る涼風とともに送りたいと思う。 |