美肌とフルーツとの関係

クロアチア ザグレブ
クロアチア ザグレブ

●ジュ−シ−な肌づくり 女優 井川 遥 氏

食後のデザ−トもおやつも、いつだってフル−ツばかり食べている子供だった。出掛けた母の帰りが待ちきれず、柿が食べたくて包丁を持ち始めたのは幼稚園のときだった。私の消費量が半端ではなかったから母はいつも買い足すのに追われていた。

時に食べ過ぎを叱られるほどだったのに、年を追うごとに華やかなスイ−ツに惹かれ、少しずつ食べなくなってしまった。一人暮らしをしてからは持って帰るのも重い、剥くのも面倒くさいとすら思うようになっていた。「自分も家庭を持ったらきっと」と思っていたが、旦那もフル−ツをあまり好まない。まあこれ幸いと流してきたのだ。

そんな私のフル−ツ離れを思い出させてくれることが最近あった。カメラマンの事務所に打合せに行ったときのことだ。アシスタントの女性がビッカピカの、トラブルとは無縁の肌をしていた。なんでそんなに肌がキレイかを聞かずにはいられなかった。少し困ったように「いえ、お化粧の仕方もあんまりわからなくて何にも塗ってないんです」と。私と女性マネジャ−は「それに越したことはない、すばらしいことじゃないの〜」とすっかり親類のオバチャン化して、「でっ、なんでそんなにキレイなの?」としつこく聞く。「母が三度三度フル−ツを食べさせたからだと思います。有り得ないぐらい」と。巻き返しは図れるか……。いま私はせっせとフル−ツを食べている。

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