| ■ストレスとは?■
●ストレスとは? ストレスとはもともと物理学用語で、物体に加えられた圧力より生じたゆがみのこと。例えばボ−ルを押すと、ひずんだ状態になるが、これがストレスだ。我々が現在、頻繁に使うストレスという言葉は、1935年にカナダの生理学者ハンス・セリエによって名づけられた。ストレスを引き起こす原因には、騒音、病気、人間関係など、日常生活で出会うさまざまな事柄がある。 ●ストレスのメカニズム 人が何らかのストレスを受けると、コルチゾ−ルという物質が分泌される。別名ストレスホルモンとも呼ばれ、過剰に分泌されると、さまざまな不調を引き起こす原因となる。 また人は、ホルモンバランスを整えることで心身のバランスを取っている。ストレスを受けるとこのホルモンバランスが崩れ、心身のバランスが崩れたカラダに、密かに不調が忍び寄るのだ。 ●適度なストレスは必要 生きている以上、人間でも動物でも常に何らかのストレスを受けている。実験によると、まったくストレスのない状態に置かれた人間は、体温調節機能が低下し、暗示にかかりやすくなり、しまいには幻覚、妄想まで引き起こす。人にはホメオスタシス(恒常性の維持)という働きがあり、ストレスによる心やカラダのひずみを、一定の安定した状態にもどす役割をになっている。 ホメオスタシスを機能させ、心とカラダのバランスを保つためには、適度なストレスが必要だ。しかしストレスが強すぎたり、長期間解消されないでいると、食欲が低下したり、イライラや不安感、何もする気がしないなどの「ストレス反応」が現れ、あなたを悩ますことになる。 (つづく) |