| ■砂糖と体の関係■
●脳では何が起こる? ●砂糖と心のリラックス 砂糖には、体のエネルギ−源になるだけではなく、脳内の神経物質に働きかけることで心を安定し、リラックスさせる効果があります。 感情を調節する前頭葉では、セロトニンが精神を安定させる役割を果たします。セロトニンはトリプトファンから合成されますが、トリプトファンの脳内への取り込みは、前述のようにブドウ糖が重要な役割を負っています。 消化吸収が早く、ブドウ糖を効率的に補給できる砂糖を同時に摂ることは、トリプトファンの取り込みを活発にし、脳のセロトニン水準を上昇させ、心の健康にもよい影響を与えます。 子供が感情を抑制できない状態をよく「キレル」と表現しますが、これは、セロトニンと逆の働きをする神経伝達物質ド−パミンが多すぎるため。セロトニンを欠乏させないようにし、子供の情緒不安定を防ぐためにも、砂糖のような糖質は重要な働きをします。 ストレスの多い現代社会では、ヤル気が出ない、眠れない、食欲がないなど、「心が風邪」をひいた状態になりがちです。運動や友人との会話などで生活習慣を改善するのはもちろん、砂糖を摂ることも、心の風邪に大きな効果があるのです。
「食育のためのお砂糖テキスト」より掲載 |