●男が甘党でどこが悪い●
●男が甘党でどこが悪い 元横綱大乃国 芝田山 康 氏 僕は甘党で、まんじゅうも大好き。和菓子の楽しみのひとつは、どっかり座って大勢で楽しむことにあるけれど、中でもまんじゅうは片手で気軽に取れる。おめでたい時の紅白まんじゅうとか葬式まんじゅうとか、日本人のいろんな場面に寄り添ってる味ですね。 僕の原点の味は古里・北海道の畑の小豆を使って、お袋が大きな鍋で炊いたあんこです。だから、おいしいあんこと皮のあんばいに職人が知恵を絞ったまんじゅうはうれしくなります。冬の酒まんじゅう、夏の葛まんじゅうなど、季節ごとの楽しみも大きいなぁ。 男が甘党でどこが悪い、と思います。日本では「男は甘いものが苦手」だと、何となく思われているだけ。僕が「これおいしいですよ」と勧めると、男性でも8割方は甘いものを楽しんでくれます。 生理学的にみても、人は甘いものを食べるとリラツクスするらしいです。食べ過ぎはよくないけれど、イライラしている人を見かけると、ちょっと甘いもんでも食べて気分変えてみたらどうですかと、つい言いたくなってしまう。 もみじまんじゅうも手軽さがいいし、いろんな中身があるのがうれしいな。ぱくぱく何個でも食べちゃうよね。やっぱり焼きたてがおいしいんでしょうが、冷めた皮をブランデ−で少し浸したりしても、結構うまそうな気がします。 芝田山康プロフィールへ ●まんじゅうの日本一アンケ−ト結果 (朝日新聞「アスパラクラブ」アンケ−ト調査より掲載:回答総数9769人) |