●ストレスで免疫力は低下

三人の若い娘 マリ−・ロ−ランサン 画 1883−1956
三人の若い娘 マリ−・ロ−ランサン 画 1883−1956

●ストレスで免疫力は低下 京都府立医科大学大学院教授 吉川 敏一 氏

外敵から身を守るため、私たちは体のなかに色々な防御機構を持っている。なかでも細菌やウイルスといった病原体に立ち向かう免疫能はとても重要な役割を担う。

年をとるにつれて感染への抵抗性が衰えてきたり、がんなどが発症しやすくなったりしてくる。免疫を担う器官の老化に伴う変化がその理由の一つとも考えられるが、比較的はっきりしているのは胸腺の萎縮ぐらいだ。

免疫を担当する細胞を生き生きとさせるのにホルモンや自律神経が大きくかかわっている。ストレスがかかると免疫能は低下する。ホルモンの分泌量が関係しているからだ。逆にストレスを取り除き、リラクゼ−ションの誘導によって、免疫能は増強される。年齢を重ねるごとに免疫能が低下する原因の一つが、このストレス刺激に対する適切な反応ができにくくなっていることによるものだ。

免疫担当細胞の機能低下には年とともに増加する活性酸素による酸化傷害が関与している。活性酸素の発生にはたばこや紫外線のほかにストレスも関係している。

抵抗力が弱ってきたと感じたなら、ストレスを避け、緑黄色野菜などの坑酸化食品を多くとり、気分転換し大いに笑って、免疫能の低下を防ぐように心がけたい。ストレスをどう解消するかは、みなさんにお任せする。

若さを保て!“活性酸素”撃退術へ

前の「記事」へ戻る 「全公協たより48」へ戻る 次の「記事」へ進む

 全国ボウリング公認競技場協議会「トップページ」へ 「全公協たより・目次」へ