●インフルエンザに備える●
●感染対策コンサルタント・東京都感染症医療対策アドバイザ− 高橋 央 氏 感染の広がりを少しでも防ぐために、皆さん一人ひとりが予防を心がけてください。そのポイントは清潔にすることです。しっかりとせっけんで手洗いし、うがいをしましょう。 また、外出時にはマスクの着用が効果的です。くしゃみや咳などの症状を自覚していない人も、人の集まる場所ではマスクの着用をおすすめします。インフルエンザに感染すると、自覚症状が現れる1日ほど前から他の人への感染力を持っています。 インフルエンザを発症すると、成人の場合、約80%の人に38度以上の発熱、咳、くしゃみ(鼻水)、頭痛、節々の痛みなどの症状が出ます。また、約20%の人には嘔吐、下痢、腹痛なども現れます。このような症状があった場合、新型インフルエンザの感染も疑いましょう。 もともと慢性疾患などの持病がある人は、インフルエンザが重症化したり、他の病気が悪化する可能性が高まります。持病がなく、ふだんはまったく健康という人は、自宅で数日間安静に過ごしていると症状が治ります。その後、48時間程度経過すれば、他の人への感染力もなくなります。自宅で療養している場合も、症状が悪化したり、数日たっても治らなれれば、すぐに病院を受診してください。 |